5原則その6

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こんにちは。今日も暑い日になりそうですね。昨日も勉強のため、都内スタジオで4時間ピラティスをやってきました。肩を安定させるため、トーニングボールという重みのあるボールを持って行うエクササイズやフィットネスサークルを使ったエクササイズを勉強してきました。その後、前の職場の方たちからボウリングに誘っていただき、楽しんできました。今日はピラティスかボウリングどちらが原因かわかりませんが、二の腕が筋肉痛です。両手痛いのでやはりピラティスですかね。夏に向かって二の腕を引き締めたい!という方にもオススメのエクササイズです♪

昨日誘っていただいたボウリング大会のメンバーは、やたらボウリング好きの人たちの集まりで、5ゲームとか当たり前に投げ続けます。一部の人は練習で10ゲームとかやっているらしいです。私はこの人たちに出会うまで、せいぜい3ゲームやって終わりにしていたので、なんでこんなにボウリングに打ち込んでるの?と本当に驚きましたが、今では5ゲームが普通になっています(ヘタですが)。でも、みんなで楽しめるレクリエーションだからいいですね。

さて、今日は5原則の最後、頭と頚について書きたいと思います。頭はどこにあるかご存知ですよね?前から見たら肩と肩の真ん中、横から見た場合、肩関節・首の真ん中・耳たぶが直線上にあるのが頭の位置です。頚椎は自然なカーブ(前弯)を描いています。でも日々の生活の中で、パソコンを見るために頭を前に突き出していたり(頚椎過伸展)、スマホを見るなど、逆に自然なカーブがなくなっていたり、頭の位置が理想と違う方も多いと思います。

エクササイズの最中も何も意識しないと同じようなことが起こります。体を反らせるエクササイズではアゴを突き出して首だけ反らしたり、側屈では首だけ傾けたり、ピラティスのエクササイズに多い、仰向けで胸だけ上を起こす動作ではアゴをつめて首だけでがんばったり…。頚椎は胸椎の延長線上にある、これが頭と頚の配置の原則です。エクササイズの最中は必ずこの原則を意識してエクササイズを行っていただくよう指導します。準備運動の中で首の動かし方も練習していただきます。そうしないとピラティスのせいで首が痛くなったー、ということになりかねません。それでも、腹筋が弱くて、仰向けで胸から上だけを起こすエクササイズができない、という方には色々なプロップ(道具)を使って補助していきます。冒頭に書いた、フィットネスサークルなどもこの1つです。最初はできなかったけど、気がついたらできるようになった!というのが無理がなくていいですね。厳しいピラティスメソッドもあるらしいですけど、首や肩が痛くなっては意味がありません。

呼吸、骨盤の配置、胸郭の配置、肩甲骨の安定、頭と頚の配置、この5つが5原則です。これらは1つ1つ独立したものではなく、全部意識してエクササイズをしていくことが大切です。ピラティスは、背骨の自然な動きを取り戻し、脊柱の自然なカーブへと導きます。