ゴルフとピラティス
こんにちは。めっきり梅雨らしくなりました。湿度も高く、しっかり体調管理をしていきたいですね。
さて、昨日、ゴルフのためのピラティスワークショップに参加してきました。皆さんはゴルフをなさいますか?私はむかーし、職場の先輩に教わってコースに出たりしましたが、他にバレエや乗馬などの体力(お金も)のかかる趣味があり、ゴルフは長続きしませんでした。どのスポーツにも言えることかもしれませんが、ゴルフは肩甲骨や骨盤・股関節、体幹の柔軟性がとても大切です。また体幹と四肢の動きがしっかり連動してシンクロしないとパワーを発揮することができません。どこか一箇所の関節がうまく連動しないと、いわゆる「手打ち」になってしまいます。そんな中、無理な身体の使い方をして腰を痛めたり、怪我をしているプレイヤーも多いのではないでしょうか。また、同一方向への回旋ばかりなので、何のメンテナンスもしないと左右にアンバランスが生じます。プロのゴルファーは競技後、反対方向にスウィングを100回(?)しているそうですね。また、ピラティスもおすすめです。ピラティスは身体のシンメトリーを向上させ、怪我を予防することが可能です。それは結果的にスコアアップにもつながります。そうそう、石川遼くんはトレーニングにピラティスを導入しています。ゴルフに限らず、イチロー選手やクルム伊達選手、錦織圭選手もトレーニングにピラティスを導入しています。ダンスもスポーツも、そのスポーツのために必要な筋力や柔軟性だけを養えば良いのではなく、一旦リセットさせる、関節や体幹を安定させる、という視点が大切なのかもしれません。
さて、ゴルフのためのピラティスですが、どんなことをやるのでしょうか?
もちろん、まずは軸がぶれなくなるよう、体幹を鍛えます。しっかり腰部を安定できるよう、腹部のインナーマッスルを鍛えます。また、かなり脊柱を伸展(反る)させるスポーツですので腰部を安定させながら体を反ることができるよう、柔軟性をつけることが必要です。次に大きなスウィングアームのため、肩甲骨の可動域を広くすると同時に肩甲骨周辺の筋肉を鍛え、安定するようにします。そして、股関節。股関節が内旋・外旋ともに柔軟にできなければ、体重移動がスムーズにできません。基本的なトレーニングは普通のピラティスに、少し肩甲骨や股関節の柔軟性を重視したエクササイズになります。
そしてリフォーマーの出番です。ゴルフのスウィングをスプリングにより負荷のかかったストラップで練習していただきます。もちろん、私にはフォームについてアドバイスはできません。ピラティスの視点から体幹の状態、各関節の柔軟性、体重移動についてアドバイスさせていただきます。ダウンスウィング、バックスウィング等、もちろん左右両方ともエクササイズをしていただきます。
興味のある方はぜひいらして下さい!