ピラティスって何をするの?
こんにちは。まだ5月だというのに暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?まだまだ暑さに体が慣れていない時期、熱中症には十分注意していきましょう。
先日、友人がピラティスのレッスンを受けに来てくれました。その日は「そもそもピラティスって何やるの?」「倒立とかできないよー」という会話から始まったレッスンでした。そうですよね、何をやらされるのか分からない、これがピラティスの現状なんだろうと思います。近いうちにこのホームページは現在の手作り感満載のものから、もう少し整理された状態に作り変えたいと思っています。その時には「ピラティスってどんなことをするの?」という疑問解消につながるページも作成したいと思いますが、正直あまりにもヴァリエーションが多くてどのように書けばいいのか、とても難しいなあ・・・というのが今の率直な気持ちです。でも、今日はちょっとだけ整理して書いてみたいと思います。
現在、大きく分けてグループレッスンとプライベートレッスンの2つのメニューを用意しています。どちらも共通して言えるのは、レッスン時間1時間の間に、脊柱の「屈曲」「伸展」「側屈」「回旋」すべてを含むエクササイズを行います。つまり、腹筋、背筋をあらゆる動作のため、まんべんなく使います。グループレッスンではマット上に仰向けに寝たり、うつ伏せになったり、座った状態でエクササイズを行います。1つのエクササイズは多くても10回程度の繰り返していただいています。「腹筋100回!!」とか「腕立て伏せ50回!!」とか「ウサギ跳び!!」とか、そんな辛いことはやりません。また、ピラティスはアウターマッスルよりインナーマッスルの強化に重点を置いているので、呼吸を利用しながら無理のないエクササイズが多いですね。1つのエクササイズにつき8〜10回程度、エクササイズ数はピラティスに慣れた方に対しては15〜20程度でしょうか。長い筋肉をつくるため、縮こまらずに伸びるように鍛えることが多いのも特徴ですし、背骨をひとつひとつ動かしたり、何回かブログでも紹介していますが、代償動作が生じないように指導することも重視しています。レッスン最後にはストレッチをして終了です。このストレッチも自体重を利用したものが多く、無理なストレッチは決してしません。
プライベートではマシンを使ったエクササイズを行います。また、お客様が何か既往症をお持ちであった場合、通常のエクササイズとは異なったエクササイズを提供します。例えば骨粗鬆症の方に対して「腹筋を鍛えなきゃ」などと「屈曲」のエクササイズを行った場合、圧迫骨折などを引き起こしかねません。なのでプライベートになってくると一概に「こういうレッスン」とは言えません。でも、ピラティス専用マシンが何なのか、次回は簡単に紹介したいと思っています。