こんにちは。ピラティスの専用マシンをカナダから輸入していたところですが、6月末に横浜港に届いたという連絡があり、昨日取りに行ってきました。準備が整いつつあり、近々オープン後のスケジュールをアップしたいと思います。なお、オープンは7月21日(金)を予定しています。
荷物の重さは約300kg。259㎝×79㎝の箱が2つとのこと。自宅のエクストレイルには乗りそうもないので、どうしようかなーとピラティス仲間に相談したところ、彼のさらにお友達からトラックを借りて、一緒に来てくれる、というありがたいお申し出をいただき、お言葉に甘えることにして、昨日横浜は本牧ふ頭まで行ってきました。台風も懸念されましたが、なんとか無事に引き取ることができました。
通関手続きのため、各輸入品目がどの税表が適用されるのか、その税目コード(HSコード)を調べなければならないのですが、そのコードがものすごい膨大で、一体ピラティスのマシンは何に該当するのかさっぱり分からず、まずは前日に横浜税関に問い合わせたところ、即答は難しいということ(もっと早く問いあわせろ?)。購入品の写真、用途、材質を記したリストを作成し、メールで送った上で、当日一緒に考えていただけるという回答でした。端的に言えばまず素材の税目コードがあり、その素材からつくられる中間品、完成品という感じで10桁のコードがつけられるようです。運動用品という分類があるのですが、その中身はゴルフ用品とかテニス用品など、ぴったり当てはまるものにしか該当せず、当てはまらない場合は素材から判断するということで、小物類含め20品目購入しているので、その一つ一つを見ていくと、結局、税表適用判断に午前中いっぱいかかってしまいました。お昼を食べる暇もなく、次は倉庫の所在地を管轄する税関、本牧出張所へ申請へ。そこで内容の審査、荷物を引き取り後、X線検査をするよう指示を受けました。
やっと、本牧ふ頭にある倉庫へ。5車線ある道路は大型トラックだらけ。搬入・搬出待ちのトラックの列の2車線向こう側に私たちが行きたい倉庫へ行くレーンがあるけど、もう車線変更できず、どうしよう!と騒いでいましたが、やはり素人さん向けに先に進む道が用意されていて、警備員の人が手招きして案内してくれました。何とか目的地に到着。ただでさえ私のメチャクチャなナビに加え、本牧ふ頭の突堤道路は、素人にはなかなか大変で、でもとても楽しめました。私たちのトラックは1.5トン。大型トラックの間で運転していると、マグロの群れの中にいるイワシのような気持ちでした。
さて、倉庫。もちろん勝手が分からず、いろんな人にいろんな事を聞きながら、やっと荷物に出会えました。トラックに荷物を積むフォークリフトの見事な運転さばきに感動し、今度はX線検査場へ。係員の指示で指定の場所までトラックを進め、私たちはそこで降り、トラックは車体ごとX線検査。検査結果は「中身を見せなさい」ということで、さらに開披の検査場へ。箱を開け、薬物の反応がないかなど丹念に中を検査していました。そして、やっと納税です。
スタジオについたのは17時ごろ。ここで夫も合流し、3人で力を合わせて何とか搬入を済ませました。中でもリフォーマーのスタンドは大きくて重く(60㎏)、エレベーターにも乗らないため4階まで階段で縦にしたり横にしたりしながら搬入しました。終わった時には思わず3人でハイタッチ。終了は21時すぎ。お昼抜き、朝からの重労働、しかも埼玉からわざわざ来ていただいて、本当にお手伝いありがとうございました。
さてさて、中身は・・・。あれ?え?発注した一部の荷物が入っていない!!!!えー??本部に連絡しなくっちゃ!って、ああ・・・本部はカナダ。また英語か・・・。小物類だから国際宅急便扱いで送ってくれるとは思うけど、通関済んでるし・・・。早く送ってね、でも支払いも通関も済んでるんから送料も税金も請求しちゃダメって、がんばって連絡します・・・。